アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ決勝を控え、会見を行ったアルゼンチン代表のリオネル・メッシ。自身初となる同大会制覇に向けて、「勝ちたい」という強い思いを語っている。24日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
現地26日(日本時間27日9:00)に行われるコパ・アメリカ決勝は、2大会連続でアルゼンチンとチリによる対戦になるが、「同一カードという以上に、前回大会と非常によく似ている気がする」とメッシは語る。この両国はグループリーグ初戦でも激突しており、アルゼンチンは2-1とチリを降している。
アルゼンチン代表は2014年のワールドカップ、2015年のコパ・アメリカ、そして今回と直近3つの国際大会で連続しての決勝進出だ。が、過去2大会はいずれも準優勝に終わっている。メッシは「連続で決勝まで来ているのは重要なこと。それだけに負ければ大きな失望だ」と述べ、「とにかく勝ちたい。歴史を変える時だ」と意気込みを見せた。
代表チームにとって23年ぶりのコパ・アメリカ制覇という側面もあり、「このタイトルを獲りたいのは、自分に欠けているという理由からではなく、代表チームにとって重要だからだ」と続け、「過去の2つの大会のことは忘れたい。チャンピオンになることに集中している」とコメントした。
大会2戦目からの登場となったメッシだが、ここまでチームトップの5ゴールをあげ絶好調だ。華麗なキャリアの中で、唯一欠けている代表でのビッグタイトル。それは、準優勝続きのアルゼンチン代表だけでなく、24日に29歳の誕生日を迎えた彼自身にも最高のプレゼントとなるに違いない。
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