ジダン、マケレレ、テュラム(フランス)
左からテュラム、ジダン、マケレレ【写真:Getty Images】
2005年、翌年に迫ったドイツW杯を前にフランスは苦境に立たされていた。本大会出場も危ぶまれる中、時の監督、レイモン・ドメネクの要請で伝説の10番がレ・ブルーのユニフォームに再び袖を通す。それが、ジネディーヌ・ジダンだった。
そして彼と共にクロード・マケレレ、リリアン・テュラムという実力者も復帰したフランスは無事、ドイツW杯出場を決める。イタリアとの決勝ではジダンの“頭突き事件”で準優勝に終わったが、ベテラン3人の復帰がなければ、フランスは大恥をかいていたことだろう。
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