ウェールズ
ウェールズ代表のガレス・ベイル【写真:Getty Images】
【優勝オッズ】(ウイリアム・ヒル)
21.0(6月24日現在9位)
【FIFAランキング】
26位
【過去の最高成績(EURO本大会)】
2016年大会が初出場
【主な選手(3人、一般的なフルネームで列挙)】
ガレス・ベイル、アーロン・ラムジー、ジョー・アレン
【チーム完成度(%)】
90%
初出場となった今大会は前評判こそ高くなかったが、堂々のグループステージ1位突破。派手さはないが、挑戦者としてひたむきに戦う姿勢が結果につながった。
注目のベイルは3試合連続ゴール。敗れたイングランド戦でも鮮やかなFKを決めるなど、やはり危険な男である。ただ、そんな彼でさえも献身的にチームのために汗をかいているのがこのチームの良さである。
レアル・マドリー所属で世界屈指のスターであるベイルであろうと、現在無所属のロブソン・カヌであろうと、求められるのは“フォアザチーム”の精神。しっかりと相手の良さをかき消すために全員で守り、カウンター時には全力で走る。
派手さはないが極めて堅実。決勝トーナメントは厳しくなるだろうが、ひょっとすると、という何かを期待させるものは持っている。
【了】