イングランド
イングランド代表のジェイミー・ヴァーディ【写真:Getty Images】
【優勝オッズ】(ウイリアム・ヒル)
9.0(6月24日現在5位)
【FIFAランキング】
11位
【過去の最高成績(EURO本大会)】
3位(1968年)
【主な選手(3人、一般的なフルネームで列挙)】
ウェイン・ルーニー、デル・アリ、ジェイミー・ヴァーディー
【チーム完成度(%)】
40%
上にあげた選手以外にもケイン、スターリング、スタリッジ、ダイアーなど豊富なタレントを有するイングランドは優勝候補だ。しかし、グループステージでは攻め切れない場面が散見され、結局2位突破。予選を無敗で勝ち上がった勢いはない。
ホジソン監督は様々な選手を起用し、フォーメーションも頻繁に変えるがそれが仇となっている。スペインのように流れるような崩しのパターンを多く持っているわけではなく、スウェーデンのようなシンプルさもない。なんとも残念な中途半端感が漂う。
ウェールズ戦ではやけくそのようにFWを投入し勝利をもぎ取ったが、決勝トーナメントはそれが通じるほど甘くはない。戦い方を明確に定めなければいつものように消化不良で終わることも十分ある。悲願の優勝のためには、思い切った割り切りが必要だ。
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