マルセイユに移籍した酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグ1の名門マルセイユは、ハノーファーに所属する日本代表DF酒井宏樹の獲得で合意に至ったことを発表した。
2012年夏に柏レイソルからハノーファーに移籍した酒井は、ブンデスリーガ通算92試合に出場して2得点を記録している。
移籍当初は出場機会に苦しんだが、2シーズン目からは右サイドバックのポジションを確保。しかし、クラブは今季のリーグ戦を最下位で終え、2部降格が決定した。
今季で契約が満了となる酒井にはトルコのトラブゾンスポルやギリシャのオリンピアコスなどのクラブも興味を示していたが、マルセイユでは中田浩二氏以来2人目となる日本人選手となった。
酒井はマルセイユのオフィシャルサイトで、「とても幸せ。僕にとってビックチームだし、クラブハウスも大きい。最初のトレーニングが待ち遠しいです」と新天地での意気込みを語っている。
1992/93シーズンのチャンピオンズリーグ優勝に加えて9度の国内リーグ優勝、10度の国内カップ戦優勝など数々のタイトルを獲得したマルセイユだが、今季は13位と大きく低迷し、残留争いを強いられた。
【了】