レアル・マドリーのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーを率い10度目のチャンピオンズリーグ優勝を達成したカルロ・アンチェロッティ氏が自身の書籍の中でマルティン・ウーデゴーの獲得はフロレンティーノ・ペレス会長の“パフォーマンス”であったことを認めた。22日付け『アス』が報じた。
ウーデゴーは2015年の冬の移籍マーケットで16歳の若さで母国ノルウェーのストレームスゴトセトからマドリーに加入。2013年から2015年までマドリーの指揮を執ったアンチェロッティ氏はノルウェー期待の星の獲得がペレス会長のマーケティング活動であったとしている。
「フロレンティーノがノルウェー人選手を獲得するとなれば、ただそれを受け入れるしかない。さらに会長がPR活動としてトップチームで3試合に出場しなければならないと決めればね」
さらにアンチェロッティ氏は「彼(ウーデゴー)は世界最高の選手かもしれない。でも私にはそんなの関係ない。なぜなら私が獲得を頼んだ選手じゃないからね」と自らが望んだ補強ではなかったことを明かした。
現在はBチームでプレーしている17歳のウーデゴーだが、果たして再びトップチームでプレーすることはあるのだろうか。
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