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U-23日本代表、最後のリオ五輪OA枠はFW興梠慎三に! 手倉森監督も期待寄せる

text by 編集部 photo by Getty Images

興梠慎三
オーバーエイジ枠の選手として内定した興梠慎三【写真:Getty Images】

 J1リーグの浦和レッズが23日、リオデジャネイロ五輪に挑むU-23日本代表のオーバーエイジ枠として、FW興梠慎三が内定したことを発表した。

 興梠は今季リーグ戦16試合に出場し6得点を記録。J1リーグ1stステージ優勝を争う浦和のストライカーとして活躍していた。日本代表としては2008年10月のUAE戦でデビューを果たし、通算16試合の出場経験がある。

 U-23日本代表を率いる手倉森誠監督は興梠について「しなやかさと、繰り返し野性味を発揮し続けられるタフさがあります。ポストプレーも、裏へ抜け出すプレーも、引いた相手に対しても、カウンター攻撃にも適応できます。間違いなくリオデジャネイロオリンピックで、チームに攻撃のバリエーションを増やせる選手です。身体能力のある相手にも彼のしなやかさは効果を発揮するでしょう」と語り、同選手の特徴を説明するとともに選出理由について明かした。

 また「プロサッカー選手になって以来、鹿島アントラーズのため、そして、浦和レッズのためにがんばってきた興梠選手に、このタイミングで日本のために輝いて欲しいと思います。そして、2018年のFIFAワールドカップロシアでの活躍をものにできる可能性を高めて欲しいです」とコメントし、今後の成長に期待を寄せていることも明かしている。

 今回の発表により、オーバーエイジ枠の3人はガンバ大阪の藤春廣輝、サンフレッチェ広島の塩谷司、浦和レッズの興梠慎三となった。若手とベテランの力を融合させ、リオデジャネイロ五輪で好成績を残したいところだ。

【了】

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