32歳で亡くなったマートン・フロップ氏【写真:Getty Images】
ハンガリー代表のGKガーボル・キラーイは、昨年11月に32歳で亡くなったGKマートン・フロップ氏のグローブを使用してEURO2016に臨んでいたようだ。22日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
フロップ氏はかつて、トッテナムやレスター・シティ、マンチェスター・シティなどでプレーしていた。ハンガリー代表としては2005年にデビューを果たした後、通算24試合に出場。しかし、2013年に癌が発覚し、現役引退していた。だが、2015年11月に癌のため亡くなっている。
同紙によると、幸運のお守りとしてフロップ氏のグローブを使用し、グループステージでは1勝2分の成績で決勝トーナメント進出を果たしたとのこと。今は亡き元ハンガリー代表の精神を受け継いで、ハンガリーの選手たちは試合に臨んでいるようだ。決勝トーナメント1回戦ではベルギー代表と対戦する。
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