アメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ準決勝でアルゼンチン代表に0-4と敗れたアメリカ代表。しかし、ユルゲン・クリンスマン監督は、自国開催で躍進したチームに満足しているようだ。22日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
クリンスマン監督は会見で、「アルゼンチンは、ワールドクラスの選手が何人もいるスペシャルなチームだ」と相手を称え、前半の早い時間に失点したことが非常に重くのしかかったこと、相手をリスペクトしすぎたことを述べた。
また、今大会ベスト4まで進出したアメリカ代表チームに非常に満足していることを語り、試合後にロッカールームで「何も恥ずべきことはない」と敗れた選手たちに声をかけたことを明らかにした。
そして、この敗戦がチームにとって成長の過程の一部と捉え、「できることなら、毎年こうした相手とプレーしたい。今日の試合では多くの事を学んだ」とコパ・アメリカへの継続的な参加願望もコメントした。
アルゼンチン戦は残念な結果となってしまったが、今大会ベスト4に進出し、着実に進歩している姿を世界のサッカーファンに見せつけたアメリカ。サッカー未開の国と言われたアメリカが、そう遠くない将来コパ・アメリカを制する日が来るのかもしれない。
【了】