スペイン代表のペドロ・ロドリゲス【写真:Getty Images】
チェルシーのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスの“造反”ともとれる発言に、バルセロナの地元スポーツ紙『ムンド・デポルティーボ』が痛烈に批判した。
ペドロはEURO2016を戦うスペイン代表で、「最初に思っていた展開とは違う。継続してプレーしないのであれば、その役割を全うするのは自分にとって難しいことだ」とチームの輪を乱すような発言をしていた。
本人は発言したことについて、「発言に後悔していないし、そんな大したことではないのになぜ大事になるか分からないが、もし誰かを失望させてしまったとすればすまないと思っている」と釈明。
しかし、以前所属していた古巣バルセロナの地元スポーツ紙である『ムンド・デポルティーボ』紙も一面で「なぜ黙らない?」とペドロを批判している。
これは、元スペイン国王フアン・カルロス1世がイベロアメリカ首脳会議でベネズエラ元大統領の故ウーゴ・チャヴェス氏に放った発言を引用したものである。
スペインは決勝トーナメント第1回戦でイタリアとの対戦が決まっている。前回大会の決勝の再現となるカードだが、スペインはチームの輪を取り戻して大会3連覇へと突き進めるだろうか。
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