甲府から柏へ移籍するクリスティアーノ【写真:Getty Images】
J1の柏レイソルは、ヴァンフォーレ甲府からFWクリスティアーノを完全移籍で獲得したことを発表した。
チームへの合流は1stステージ合流後となり、甲府でのプレーは6月25日のサンフレッチェ広島戦が最後となる。背番号は「37」に決まった。
2014年に栃木SCから甲府に加入したクリスティアーノは、32試合5得点という結果で翌年に柏へ期限付き移籍。するとその得点能力を如何なく発揮し、リーグ戦で34試合14得点を挙げ、ACLでは3得点を奪ってベスト8進出の立役者となった。
また、昨年の天皇杯準々決勝では直接フリーキックのみでハットトリックを達成するなど、多彩な得点パターンでゴールを量産している。
今季から甲府に復帰して16試合7得点と攻撃の主軸として君臨していたが、2ndステージは再び柏でプレーすることとなった。
クリスティアーノは移籍に至った決断を甲府のオフィシャルサイトで述べるとともに、クラブへの愛情を示した。
「私にとって最も難しい決断でした。甲府の事は全部大好きです。結論としては移籍をする事になりました。家族の事も考え日本でサッカー人生を引退したいと思っていることが移籍を決断した大きな理由です。私はヴァンフォーレ甲府がJ1に残留して欲しいです。いつも応援しています。数年後、ヴァンフォーレ甲府に復帰する事が可能であれば、またプレーしたいです」(一部中略)
柏は1stステージ第16節時点で7位。2ndステージに向けて、Jリーグ屈指の点取り屋は上位進出への起爆剤となるだろうか。
【了】