ミラン退団が明かされたジェレミー・メネズ【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは今夏“大量放出”を強いられるかもしれない。21日、フランスのラジオ『ウロップアン』が報じている。
同日にイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィがローマへ完全移籍することが発表されたミラン。その他にもFWマリオ・バロテッリは古巣リバプールへと戻り、そしてMFケヴィン=プリンス・ボアテング、DFアレックス、DFフィリップ・メクセスも今月で契約が切れる。
そのような中で、元エースのジェレミー・メネズの兄でもあり代理人でもあるケヴィン・メネズ氏は「彼はこの夏にミランから去ることになる」ともう1年間クラブと契約が残っているにもかかわらず、同選手の移籍を認めている。そして、新天地は母国のフランスかどうかを尋ねられると、「勿論だよ。その可能性もあり得るね」と答えた。
メネズは2014年にミランへフリーで移籍。1年目には16ゴールを決めたが、今季は怪我の影響で1シーズンの半分以上を棒に振り、結局12試合に出場し4得点しか決められなかった。
クラブが売却されなければ、今夏の移籍市場で自給自足を強いられるミラン。売却交渉が成立しなければ、これからも多くの主力級の選手たちが放出されることになりそうだ。
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