発煙筒を使用したポーランドファン【写真:Getty Images】
過激なサポーターによる問題行動が続くEURO2016だが、今度はポーランド代表のファンが事件を起こしていたようだ。21日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、ウクライナ戦が行われる前にフランス・マルセイユでポーランドのファンが「ヨーロッパ文化の擁護者」と書かれたバナーを掲げて行進したとのこと。母国の政治に対する抗議の意味を込めて行った行動なのかもしれない。
警察はすぐに催眠ガスなどで対応し、暴動は起きなかったようだが、少なくとも2人が拘束された。ただ、その後行われたウクライナ戦で発煙筒を使用している。
マルセイユは数日前にイングランド代表とロシア代表のファンが衝突し暴動を起こした場所で、今大会のうちに何度も被害を受けている場所だ。そのため、警察の数を増やして警戒に当たっていたこともあり、大きな問題に発展しなかったのだろう。
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