バルセロナのハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】
ユベントス移籍が噂されていたバルセロナのDFハビエル・マスチェラーノの移籍問題は、残留という結果で終わりそうだ。21日、スペイン紙『マルカ』などが報じている。
今オフ、再三にわたり噂されていたマスチェラーノのユベントス移籍であったが、同チームのジュゼッペ・マロッタSDがこの日、「バルセロナは彼を売りたくないようだ。この話は終わりだ。今日をもって夢物語となった」とコメントし、アルゼンチン人DFの獲得断念を公言した。
その一方で、同じバルセロナからの移籍が確定しているDFダニエウ・アウベスと来週には正式サインを行うことも述べている。
現在、アルゼンチン代表として、アメリカで開催中のコパ・アメリカに参戦中のマスチェラーノは、同地でバルセロナと契約交渉の場を持っていた。アウベスに続く、DFラインの主力の流出を阻止する結果となり、バルセロナサイドにとっては一安心といったところだろう。片やユベントスにとっては貴重な守備のマルチプレーヤーの獲得を逃す痛い結果となってしまった。
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