アメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ準決勝、優勝候補アルゼンチンに挑むアメリカ代表のユルゲン・クリンスマン監督は恐れずに立ち向かうことを公言している。20日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
ドイツ人指揮官は2014年のW杯を引き合いに出し「我々は、ポルトガル代表とクリスティアーノ・ロナウドを相手に90分過ぎまでリードしていたんだ(その後同点に追いつかれたが、結果ポルトガルをグループリーグ敗退に追い込んだ)。これを繰り返すことができれば、面白いことになりそうだ」と強豪相手にも自信を覗かせる。
そして、この決戦に向けて「準備は完璧だ。メッシという異次元のスターを擁するアルゼンチンが世界屈指の強豪なのはわかっている。ただ、サッカーでは何でも起こりうるのだ」
と述べ「全く恐れていない」とあくまで強気のコメントを残した。
コパ・アメリカ4度目の出場で2度目の4強進出を果たしたアメリカ。初の地元開催で悲願の決勝進出を狙う。準々決勝からアメリカが中4日に対し、アルゼンチンは中2日というアドバンテージもある。大舞台での勝負を知り尽くしたクリンスマン監督の自信が波乱を予感させる。
【了】