現在フランスで開催されているEUROも2つのグループが最終節を終え、決勝トーナメント進出および敗退チームが決定し出してきた。
出場国数が「24」に増えた今大会は、決勝トーナメント進出のレギュレーションも変更されている。各グループ上位2チームに加えて、3位チームのうち成績上位4チームも決勝トーナメントに進出できる。
決勝トーナメントでは、Aグループ1位通過が決まった開催国フランス、Bグループ1位通過が決まった初出場のウェールズに加えてCグループとDグループの1位チームが、グループステージを3位で突破したチームと対戦する組み分けとなっている。
全6グループのうち、どのグループから3位で突破するチームが出るかによって決勝トーナメントの組み合わせが異なる。上記の図のように、組み合わせのパターンは全部で15通りある。
例えば、A~Fグループのうち突破する3位チームがA・B・C・Dグループから出た場合、フランスはCグループの3位、ウェールズはBグループの3位との対戦となり、Cグループ1位はAグループ3位のアルバニア、Dグループ1位はBグループ3位のスロバキアと対戦する。(※表の一番左のパターン)
A・B・C・Eグループから突破した場合は、フランスはCグループの3位と、ウェールズはAグループ3位のアルバニアとの顔合わせとなる。(※左から2番目のパターン)
このように、今大会は最後の試合が終了するまではどのチームと決勝トーナメントで対戦するか分からない展開が続くことになりそうだ。
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