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注目度急上昇のモラタ。移籍問題は封印し、EUROに集中

text by 編集部 photo by Getty Images

アルバロ・モラタ
スペイン代表のアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】

EURO2016、スペイン代表のFWアルバロ・モラタはトルコ戦で2ゴールを挙げた。日ごとに注目度が上がる中で、彼の気持ちはEUROに集中している。19日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

大会2戦目での初ゴールとなったが、「初戦はチェフという素晴らしいキーパーとの対戦だったし、僕自身も当たっていなかった」と不発に終わった初戦を振り返りつつ、「やっと解き放たれたということだ。だが、遅かれ早かれゴールできるとは思っていた」と安堵の様子を見せる。

また、チームについて「みんなが僕をサポートとしてくれるし、最高のグループだ」と述べ、中でも大黒柱のアンドレス・イニエスタについては「信じられないレベルにある。願わくば、チームが優勝し、イニエスタがEUROのMVPのトロフィーを掲げてもらいたい」と特別な思いを口にしている。

また、こうした活躍により、移籍市場での注目が増す中で「今それについてはノータッチだ」と述べ、「とにかく今は代表で大きな仕事をすることを考えている。本当に今は移籍問題には関心がない」とEUROに気持ちの全てがあることを強調している。

大会前には不安がささやかれたスペインのFW陣。しかし、その不安を一掃する回答をモラタが出しつつあるようだ、まだまだ底が見えない23歳の大型FWは、今大会中のさらなる覚醒の予感を十分に感じさせている。

【了】

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