チリ代表のエドゥアルド・バルガス【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ連覇を狙うチリ代表は、準々決勝でメキシコを7-0と一蹴した。4点を挙げその立役者となったFWエドゥアルド・バルガスは2大会連続の得点王へ邁進中だ。18日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
7万人を超える大観衆が見届ける中、大爆発したバルガスは「代表で4ゴールは初めてだ。チームを勝利に導けて非常にうれしい」と語り、「この勝利を母と家族に捧げたい」と健康に問題を抱えているという彼の母へ向けコメントした。
初戦でアルゼンチンに敗れたものの、徐々に調子を上げてきたチーム状態について「出だしはあまり良くなかった。でも一試合ごとに自信を掴んできている」と述べ、「前回大会で持っていたリズムを思い出したようだ」と”ターボマン”の異名を持つバルガスは続ける。
前回大会で得点王に輝いたバルガス。この日の4ゴールで今大会も6得点となり、リオネル・メッシをかわし堂々の得点王に躍り出た。ドイツのホッフェンハイムに所属する26歳は、今季リーグ戦では2得点と振るわなかったが、代表のユニフォームを着ると別人の働きぶりを見せている。準決勝はコロンビアとの対戦になる。「いい試合をして、最高の形で上に進みたい」と語るバルガスの快進撃は続くのか。
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