観客の声援に応えるエイドゥル・グジョンセン【写真:Getty Images】
チェルシーやバルセロナなどで活躍したアイスランド代表FWエイドゥル・グジョンセンが、37歳にして初めて主要国際大会のピッチに立った。
母国アイスランドでは英雄的存在のグジョンセンは現地時間18日に行われEURO2016のグループステージ第2節のハンガリー戦に84分から出場し、スタンドのファンから大歓声で迎えられた。
後半アディショナルタイムに惜しいシュートを放つも、ゴールは奪えなかった。それでも人口33万人の島国が生んだレジェンドの人気とカリスマ性は衰え知らず。ピッチに出るだけで会場の雰囲気を一変させた。
2試合を終えて勝ち点2のアイスランドは、決勝トーナメント進出をかけてグループステージ最終戦でオーストリアと激突する。小国がヨーロッパのベスト16に食い込む歴史的偉業を成し遂げるためにはグジョンセンの力が不可欠だ。
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