クロアチア代表のイバン・ラキティッチ【写真:Getty Images】
クロアチア代表のイバン・ラキティッチは、EURO2016のチェコ戦で同胞の犯した愚行によってチームに何らかの処分が下されることを覚悟しているようだ。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
試合終盤ピッチに投げ込まれた何本もの発煙筒。ラキティッチは自国サポーターにそうした行為を自重するよう必死の説得を試みた。しかし中断を経て再開してから同点に追いつかれるなど、クロアチア代表にとっては踏んだり蹴ったりの試合となってしまった。
ラキティッチは「このサポーターの行為に対し、UEFAが僕らチームに制裁を与えるのは間違いない」と述べる。1勝1分でグループステージ最終戦を迎えるが「スペイン戦について語れることはない。なぜなら大会から追放されるかもしれないからだ」と悔しさをあらわにした。
多くのスター選手を抱え、大会のダークホースとも言われているクロアチア。一部サポーターの愚かな行動によって、このまま大会から去ることになるのだろうか。ラキティッチの言葉が現実にならなければよいのだが…。
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