トルコ代表のアルダ・トゥラン【写真:Getty Images】
強豪揃いでハイレベルな争いのグループD。初戦に敗れたトルコ代表にとって2戦目となる王者スペインとの一戦は絶対に落とせない試合になってしまった。エースで主将のアルダ・トゥランは全力でこの試合に立ち向かう。16日、スペイン紙『アス』が報じている。
スペインのバルセロナでプレーする29歳は「スペインが有利だろう。彼らがボールをキープする」と分析し、「我々は全力で勝ち点1をモノにする。そうすれば、決勝トーナメント進出へのチャンスが広がる」と考えている。
さらに「初戦は自分の出来が良くなかった」と振り返るアルダは、「こうしたことは人生には起こりうる。次の試合ではベストを尽くす。代表では90試合以上戦っている。自分の国と代表のためにプレーしているのだ」と次戦での汚名返上を誓っている。
「チームメイトを信じ、誇りに思っている」とアルダは語る。その一方で「スペイン代表にも友達がたくさんいる」とも述べる。自身の予告通り、知り尽くした相手との戦いで勝ち点を得られれば、ベスト4まで快進撃した2008年大会の再現へ一歩近づくことになる。
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