元コロンビア代表のカルロス・バルデラマ氏【写真:Getty Images】
コロンビアが誇るレジェンド、カルロス・バルデラマ氏は、コパ・アメリカ準々決勝が母国コロンビア代表にとって簡単な試合になるとは思っていないようだ。16日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
同氏は、コロンビア代表の予選グループでの3試合に関し、勝利した2試合について高く評価した。そして「我々は皆チャンピオンになることを望んでいる。でも焦らずに一歩一歩行かねばならない」と述べる。
そして、「今は全てのチームが、全てのチームに勝てる可能性がある」と混戦状態を指摘し、「それはいいことであり、その状態が最高のスペクタクルになるのだ」と主張している。
こうした状況も踏まえ、コロンビアが準々決勝で対戦するペルー代表についても「簡単な相手ではない。難しい試合になる」と見込んでいる。南米の強豪となって久しいが、いまだにコパ・アメリカ制覇は1回というコロンビア。バルデラマ氏の言う通り、油断せず一歩ずつ着実に進むのが2度目の戴冠への近道となりそうだ。
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