チリ代表のアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
コパ・アメリカに参戦中のチリ代表のFWアレクシス・サンチェスが、着実に同国の最多ゴール記録に近づいている。16日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
前回王者として今大会に乗り込んだチリ代表。初戦こそアルゼンチンに敗れたものの、次の2試合を連勝し、決勝トーナメント進出を決めた。3戦目となったパナマ戦ではエースのアレクシス・サンチェスにも2ゴールが飛び出した。
サンチェスはこの試合での2ゴールで代表通算ゴ―ル数を33に伸ばした。この数字は2位のイバン・サモラーノの記録にあと1点と迫り、1位のマルセロ・サラスの37得点まで、あと4点というものである。
代表では約8ヶ月の間ノーゴール状態で、批判の声もあったサンチェスだが、復調を告げる2ゴールでチームを勝利に導いた。チリが誇るサモラーノ、サラスの伝説の「サ・サコンビ」のゴール記録に手が届く時、それは間違いなくチリの大会連覇を引き寄せるものとなる。
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