入院中の工藤壮人【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスが14日、FW工藤壮人が手術を終えてランニングを開始したことを発表した。
工藤は現地時間5月11日に行われたシカゴ・ファイヤー戦で相手GKと衝突し、脳震盪を起こしている。その後、病院に運ばれたあと顎の手術を行い、ランニングできるまでに回復したようだ。
バンクーバーを率いるカール・ロビンソン監督は工藤について「笑うことが難しいにもかかわらず、ずっとニコニコしていた。やっと少し話せるようになったよ。もちろん良い状態に戻るのに時間はかかるが、彼がいてくれるだけで嬉しいんだ。我々は彼の事を大好きですし、来週辺り練習に戻れそうだよ」
工藤に大きな期待を寄せているロビンソン監督。戦列復帰するまでには、もう少し時間がかかるものの、復帰に向けて前進したと言えるだろう。
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