EUROを席巻するユベントス勢【写真:Getty Images】
EURO2016のグループステージ第1節を終えて、ユベントスの“勝利のメンタリティ”が大会を席巻している。14日付けのイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
今大会に最も多くの所属選手を輩出しているチームはユベントスとリバプールで12名だ。しかし、結果という点ではユベントスが大勝利を収めている。
まずはイタリア代表がベルギー代表に2-0で勝利。その試合にはジャンルイジ・ブッフォン、アンドレア・バルザーリ、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニが出場している。シモーネ・ザザとステファノ・ストゥラーロはベンチに座ったままだった。
その他の開幕戦ではフランス代表がルーマニア代表に2-1で勝利を収め、ポール・ポグバとパトリス・エヴラが出場した。シュテファン・リヒトシュタイナーが出場したスイス代表とマリオ・マンジュキッチが出場したクロアチア代表は、それぞれアルバニア代表とトルコ代表に1-0で勝利を収めた。
さらに、サミ・ケディラが出場したドイツ代表はウクライナ代表に2-0で勝利し、アルバロ・モラタが出場したスペイン代表もチェコ代表に1-0で勝利している。
一方、リバプールに所属する選手でこれまで勝利を味わえた選手は、スロバキア代表に2-1で勝利したウェールズ代表のダニー・ウォードとジョー・アレン、そしてドイツ代表のエムレ・ジャンの3名しかいなようだ。
EURO2016にももたらされているユベントスの勝利のメンタリティは、長ければスペインとクロアチア、フランスとスイスが対戦する第3節までは続きそうだ。
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