バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
ネイマール移籍問題についてバルセロナ内部で大きな紛争が起こりそうだ。14日付け『マルカ』が報じた。
バルセロナはネイマール移籍の際に事実ではない虚偽の移籍金を申告し、クラブ及び移籍を主導した当時の会長であるサンドロ・ロセル氏とジョセップ・マリーア・バルトメウ会長が国家弁護団及び検察から詐欺の疑いで告発された。
被告側であるクラブは検察側と550万ユーロ(約6億7000万円)の罰金支払いに合意し、クラブ理事会もその決定を支持。事実上、罪を認めたことになる。
クラブは7月に行われる予定の株主臨時総会で罰金支払い決定の可決を得なければならない。しかし、株主たちは「バルセロナは無罪である」とその理事会の決定に反対しており、理事会へ集団告発を検討しているとのことだ。
ネイマールを巡ってクラブ内紛まで事態が発展してしまったバルセロナだが、果たしてどのような結末が待っているのだろうか。
【了】