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低迷ブラジル代表、ドゥンガ解任を発表。コパでまさかのGS敗退

text by 編集部 photo by Getty Images

ドゥンガ
ブラジル代表監督を解任されたドゥンガ監督【写真:Getty Images】

 低迷するブラジル代表がドゥンガ監督の解任に踏み切った。現地時間の14日、ブラジルサッカー連盟(CBF)の公式サイトにて発表している。

 ブラジル代表は現在開催中のコパ・アメリカ・センテナリオ2016のグループステージ第3節でペルーに敗れ、29年ぶりに同大会グループステージ敗退が決定した。これを受けてCBFはドゥンガ監督の解任を決断している。

 ドゥンガ監督がブラジル代表の指揮を執ったのは今回が二度目。2006年にブラジル代表監督に就任した。2010年南アフリカ・ワールドカップで準々決勝でオランダ代表相手に敗退し、大会終了後に解任されている。

 続く2014年ブラジル・ワールドカップでドイツに衝撃的大敗を喫したフェリペ・スコラーリ監督に代わって大会終了後の7月に再びブラジル代表監督に就任した。しかし、今回もチームを栄冠に導くことはできずに終わっている。

 近年は代表クラスの選手が中国クラブへの移籍が相次ぎ選手のクオリティ懸念が低下されているブラジル代表。2007年のコパ・アメリカを最後にW杯とコパ・アメリカで優勝していない。果たして、後任監督はサッカー王国を低迷から復権させることはできるのだろうか。

【了】

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