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ベイル、「イングランドは誇りを持っていない」発言を否定。心理戦は望まず

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
ウェールズ代表のFWガレス・ベイル【写真:Getty Images】

 ウェールズ代表のFWガレス・ベイルは、イングランドとの“マインドゲーム”を否定している。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』ほか各メディアが伝えている。

 ベイルは先日メディアに「イングランドよりもウェールズの方が情熱とプライドを持っている」とコメントしたことで話題を呼んでいた。これを聞いたイングランド代表を率いるロイ・ホジソン監督は「リスペクトを欠く発言」と憤慨した。

 しかし、ベイルは「マインドゲームをするつもりはない。私たちは自分自身に集中している」と試合に集中していることを強調し「『イングランドが誇りを持っていない』と言ったわけではない。僕らの方が情熱とプライドを持っていると言っただけだ」と問題を否定している。イングランド代表を知り、また選手個人を知る同選手はただ「ベストコンディションではなかった。何度も対戦しているから分かる」と訴えたかったようだ。

 「彼らは非常に良いチームだ。我々が彼らの弱点を突こうとすると、それを逆手にとる」とイングランド代表の強さを認めている。サッカーのみならず歴史的にも浅くない溝がある両者は、現地時間16日に直接対決する。

【了】

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