フットボールチャンネル

GKチェフ、悔しさ露わに「スペイン相手に自陣で86分守り抜くのは難しい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ペトル・チェフ
チェコ代表のペトル・チェフ【写真:Getty Images】

 健闘むなしく、スペイン代表に0-1と惜敗したチェコ代表。守護神ペトル・チェフは目前で勝ち点を逃した悔しさを露わにしている。13日、スペイン紙『アス』が報じている。

 スペイン戦で代表122試合目となったチェフは「我々は試合を通じてプレッシャーをかけ続けた。お分かりだと思うが、対スペイン戦ではよく守らねばならない」とコメントし、「それだけにラスト5分ほどの場面で試合を落としたのはがっかりしている。スペイン相手に86分自陣で守り続けるのは難しいことだ」とハードな試合を振り返った。

 さらに「我々は戦術的にもうまくプレーできた。そこに満足しているだけに、余計にこの結果が悔しいんだ」と目前でスルリと勝ち点が逃げたことへの悔しさを滲ませた。そして、「アンドレス・イニエスタが素晴らしかった。彼はサッカー史上の名選手の1人だ。こういうプレイヤーたちがいれば、よりイージーにプレーできるものだ」と決勝点をおぜん立てした相手MFを称賛した。

 残念ながら初戦を落としたチェコ代表だが、チェフを中心とした集中力の高い守備は素晴らしいものだった。残り2試合での巻き返しも十分可能である。次戦は現地17日のクロアチア戦だ。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!