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清武加入のセビージャでプレーした11人。ラキティッチ、S・ラモスら錚々たる名手たち【編集部フォーカス】

2016-17シーズンより、日本代表MF清武弘嗣の加入が決まったセビージャ。選手を引き抜かれながらも的確な補強でEL3連覇を果たすなど、強豪クラブとしての地位を保ち続けている。今回は2000年以降にセビージャでプレーした数多くの名選手のうち11人を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK:アンドレス・パロップ

アンドレス・パロップ
アンドレス・パロップ【写真:Getty Images】

【現所属】CDアルコヤーノ(スペイン4部、監督)

 2005年から2013年までセビージャに在籍したパロップは、8年間でUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝2回、コパ・デル・レイ優勝2回などクラブに多くのタイトルをもたらした。スペイン代表としても活躍し、EURO2008では控えGKとして優勝も経験している。

 セビージャに移籍してきた時点で31歳のベテランだったパロップだが、5シーズン連続リーグ戦30試合以上出場を果たすなど絶対的守護神として活躍。2010年以降はハビ・バラスの台頭やディエゴ・ロペスの加入によって出場機会を減らしたものの、出番を与えられれば完璧なパフォーマンスで期待に応えるプロフェッショナルな姿勢は称賛を浴びた。

 最大の武器はPKセーブ能力の高さだった。06/07シーズンのUEFAカップ決勝、エスパニョールとの試合でパロップがPKを3本ストップしセビージャを優勝に導いた功績はいまでも語り草になっている。クラブで出番を減らすきっかけになったのは、2010年3月のCSKAモスクワ戦で本田圭佑に直接FKを決められたことだった。2014年にレバークーゼンで現役を引退している。

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