セビージャ加入が決まった清武弘嗣【写真:Getty Images】
J1のアルビレックス新潟に所属するFW指宿洋史が、セビージャに移籍した日本代表MF清武弘嗣について言及した。
柏レイソルユース出身の指宿はスペインの複数クラブに在籍したのち、2011年夏にセビージャのBチームに移籍。その後はトップチームにも昇格し、1試合に出場している。
セビージャ史上初の日本人選手となった指宿だが、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』で“後輩”である清武について語っている。
「僕たちはU-22日本代表で一緒にプレーしていたから、清武のことは知っている。だけど、彼はけがをしていた。人としても選手としても素晴らしく、テクニックとクオリティのある選手だ」
これまで中村俊輔や大久保嘉人など多くの選手がスペインのリーグに挑戦しているが、コンスタントな活躍を見せられた選手はいない。
指宿は「確かに、スペインのサッカーに順応することは難しい」としながらも、「彼はドイツでヨーロッパのサッカーを経験してきたし、フィットできると思う。言葉や文化、サッカーなど全てで努力をすれば、良い結果を残せるはず」と、清武の活躍に太鼓判を押した。
ヨーロッパリーグ優勝を果たしたセビージャは、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にしている。来季の公式戦初戦はレアル・マドリーとのUEFAスーパーカップとなり、清武のデビュー戦となる可能性もある。
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