バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
アヤックスやユベントスで長く活躍しバルセロナでもプレーした元オランダ代表エドガー・ダービッツ氏は、敵わなかった相手にバルセロナのMFアンドレス・イニエスタの名前をあげた。13日付け『マルカ』でのインタビューで語っている。
ダービッツ氏は無尽蔵のスタミナと強靭なフィジカルを武器に、中盤で相手に食らいつく守備で「闘犬」と呼ばれ、アヤックスではチャンピオンズリーグ優勝も果たした。しかしそのダービッツ氏でもお手上げだったのが、元チームメイトのイニエスタであったという。
「自分の全盛期は世界中のどんな選手にでも勝利できた。世界中どこを見ても自分のマークに耐えれるヤツなんていなかった。世界でたったふたり(イニエスタと現アル・サッドMFシャビ・エルナンデス)を除いてね」
イニエスタの桁違いの能力について「彼はサッカーを完璧なレベルで理解してるよ。ボールに触ることなんて不可能だったね」と次元の違いを説明している。現在開催中のEUROでも驚異的なパフォーマンスを見せている同選手だが、果たして今後イニエスタを超える選手は現れるのだろうか。
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