パラグアイ代表監督を辞任したラモン・ディアス氏【写真:Getty Images】
Jリーグ初代得点王に輝いたディアス氏のパラグアイ代表監督での冒険が終わった。
コパ・アメリカ、グループAは全日程を終了し、パラグアイ代表は2敗1分で最下位となった。これを受けて、ラモン・ディアス監督は同職の辞任を発表した。11日、アルゼンチン紙『クラリン』などが報じている。
勝てば決勝トーナメント進出の可能性も残していたパラグアイであったが、アメリカに0-1と敗れその夢も絶たれた。試合後にアルゼンチン人指揮官は「決定的なチャンス逃し、2度あったPKの機会を審判がとらなかったのが痛かった」とコメントした。
さらに「チームはよくトライしていたように思えた。今大会の結果以上に、選手の頑張りを称えたい」と述べた。そして、会見後、パラグアイサッカー協会のホームページで同監督の辞任が正式発表された。
横浜マリノス(当時)在籍時の1993年、Jリーグの初代得点王にも輝いたディアス氏。2014年12月にパラグアイ代表の監督に就任し、昨年のコパ・アメリカ・チリ大会ではベスト4に進出したが、今回はその再現とはならず、無念の辞任となった。
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