バルセロナのMFハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は“守備の要”であるハビエル・マスチェラーノの放出を断固拒否するようだ。12日、スペイン紙『ムンドデポルティーボ』が伝えている。
マスチェラーノはユベントスが獲得に迫っており、一時は選手と合意に至ったという情報も報じられた。同選手は2010年にバルセロナに加入以来、守備の中核を担い「15」のタイトル獲得に貢献するチームの大黒柱だ。
しかし、バルトメウ会長は「マスチェラーノは我々の選手だ。来シーズンも共に戦う。販売されていないし譲渡することはできない。彼には1億ユーロの価値がある」と移籍を拒絶するコメントを残している。
また、バルトメウ会長は「私がマスチェラーノに何かを強制するわけではない。我々は契約を持っている」と話す。バルセロナはコパ・アメリカ後にマスチェラーノを説得するための会談を設けるようだ。
今夏既にダニエウ・アウベスが退団しユベントスに“譲渡”したバルセロナ。果たして、マスチェラーノはクラブに残留させることができるのだろうか。
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