メッシについてのコメントを説明するマラドーナ氏【写真:Getty Images】
先日、ディエゴ・マラドーナ氏がペレ氏との会話の中で、「リオネル・メッシにはリーダーの資質はない」という発言をしたことが話題になったが、マラドーナ氏はこの発言がメッシへの批判でないことを強調している。11日、アルゼンチン紙『ディアリオ・ポプラール』が報じた。
マラドーナ氏は先の発言について「(メッシについて)今もペレ氏に話した通りのことだと思っている。しかし、これはメッシへの批判ではないのだ」と述べ、「というのも、リーダーとは誰かにしてもらうものではなく、そうなるべき人がなるものなのだ」と続けた。
そして「仮に、メッシが左足を縛られて、右足でのプレーを強要されたら、うまくプレーできないだろう。そういうものだ。彼をそういう役割に縛りつけるべきではないのだ」とコメントし、「リーダーにするためにボールを奪うのではなく、彼にはプレーさせなければいけないのだ」と持論を展開した。
初出場したコパ・アメリカ・センテナリオでいきなりのハットトリックを見せたメッシ。キャプテンマークは巻かずとも、その存在感は別格である。片や、何を言っても波紋を呼んでしまうマラドーナ氏。いずれにせよ、アルゼンチンの”10”番は話題に事欠かかないのは間違いないようだ。
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