リオネル・メッシ(左)とバルセロナ時代のエリック・アビダル氏(右)【写真:Getty Images】
元バルセロナのDFエリック・アビダル氏がネイマールのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍に反対している。スペイン紙『ムンドデポルティーボ』が伝えている。
アビダル氏はパリ・サンジェルマン(PSG)から大きな関心を寄せられているFWネイマールの移籍について言及し「ネイマールがパリ・サンジェルマンに?バルセロナは世界で最も美しいゲームを作る。世界最高のチームだよ」と語った。
「うまくいけば、現在のトリデンテ(FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス)は何年も一緒にプレーする。ネイマールはクラックだ。将来的に彼のチームになる」と持論を展開した。
PSGがネイマールに提示したオファーはバルセロナが契約更新のために提示している金額の2倍以上となる4000万ユーロ(約48億円)+ボーナスの年俸5000万ユーロ(約60億円)となっている。
アビダル氏は2007年にバルセロナ加入。2011年3月に肝臓に腫瘍がみつかり手術を決意。5月には見事なカムバックを果たす鉄人ぶりを発揮。しかし、翌年には肝臓移植手術のため長期離脱する。
バルセロナでのラストイヤーとなった2013年はチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。優勝セレモニーでチームメイトたちの好意でビッグイヤーを受け取る大役を任された。バルセロナから愛されたアビダルの“助言”はネイマールに届くのだろうか。
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