バイエルン・ミュンヘンのMFマリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントで再び香川真司とマリオ・ゲッツェのコンビがみられるかもしれない。10日、ドイツ紙『ビルド』が伝えている。
今夏、主力の大量放出によって“チーム解体”の危機に立たされているドルトムント。既に主将マッツ・フンメルスと司令塔イルカイ・ギュンドアンを放出し、さらに背番号10番のヘンリク・ムヒタリアンにはマンチェスター・ユナイテッドを中心にビッグクラブが魔の手を伸ばしている。
エースFWピエール=エメリク・オーバメヤンにもマンチェスター・シティが7000万ユーロ(約84億円)で獲得を打診している。こういった状況を受けてドルトムントはかつての至宝の買い戻しを検討しているようだ。
ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ワツケ社長は、これ以上の主力放出によるチーム崩壊を危惧している。「私たちのマネージャー、ミヒャエル・ツォルクは非常に素晴らしいプランを持っている。私たちは、リニューアルの真っ只中に現在ある」と話し、オーバメヤンだけはなんとかチームに残したいと考えているようだ。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長は、ゲッツェをディスカウントしてでも放出したいという意思を強調している。ドルトムントの画策するリニューアルは、今後も目が離せない展開になりそうだ。
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