注目が集まるズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
今夏の移籍先が全世界の注目を集めているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだが、現在開催中のEURO2016から抜けだして契約を結ぼうとしていたようだ。
パリ・サンジェルマン(PSG)から退団しマンチェスター・ユナイテッドへの入団が囁かれているイブラヒモビッチ。スウェーデン代表のエリック・ハムレン代表監督はEURO2016が終わってから契約のサインをするよう念をおしている。
10日に行われた代表記者会見でハムレン代表監督は、「自由時間にする選手たちの行動に関して私は干渉しないよ。でも、近日中にズラタンがマンチェスターに行ってもらっては困るね」とイブラヒモビッチにEURO2016開催国のフランスから出国しないよう求めている。
「彼がこの全ての状況にベストに対応できるはずだと私は自覚しているよ。彼はかなりの間偉大なサッカー界に属して来た選手だからね」と代表チームの絶対的エースへの信頼を強調している。
イブラヒモビッチはPSGを退団する前から移籍に関して様々な噂がされて来た。しかし、未だにその新天地の名前を告げていないどころか、先日には移籍先への注目を利用して自身のスポーツウェアブランドを宣伝し世界中を出し抜くことに成功している。
同選手の動向に世界中の注目が集まっているが、今のところはEURO2016でスウェーデン代表が敗退するまでは進展がなさそうだ。
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