グアルディオラ監督(左)とバイエルンのルンメニゲCEO(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティの新指揮官に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督だが、一部報道とは異なり古巣バイエルン・ミュンヘンから選手を“引き抜き放題”の状況にあるようだ。9日、スペイン紙『アス』が報じている。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、グアルディオラ前監督と新天地マンチェスター・シティにバイエルンの選手を連れて行かないという密約を交わしていたことを否定している。
禁止条項の存在を報じていたメディアに対し、ルンメニゲ氏は「そのような密約は存在しない」と公に発言。仮にグアルディオラ前監督がバイエルンから選手を獲得しようとしても気にしていないことを強調している。
今回の問題はバイエルンのブラジル代表FWドグラス・コスタが母国メディアにこうした密約があったことを語ったことに端を発した。事実、新生「ペップ・シティ」は古巣バイエルンの教え子は引き抜かず、ライバルであるドルトムントから補強をしていることからも、こうした密約説が真実であると思われていたようだ。
その上でルンメニゲCEOは、バイエルンは全選手と長期に渡る契約があり引き抜きへの心配がないとチームの戦力維持に自信を見せている。
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