W杯予選に初参戦する予定のコソボ代表の国旗【写真:Getty Images】
今年5月にFIFA加盟国として承認されたコソボ代表はW杯予選に初参戦するが、政治的な観点からセルビア代表やボスニア・ヘルツェゴビナ代表との対戦は避けるようにグループ分けされた。9日にスペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、コソボはグループIに入り、クロアチア、アイスランド、ウクライナ、トルコ、フィンランドと対戦する。また、同じくFIFA加盟国として承認されたジブラルタル代表はグループHに入り、ベルギー、ボスニア、ギリシャ、エストニア、キプロスと対戦することになったとしている。
コソボはもともとセルビアの自治州だったが、2008年に独立を宣言。過去にはセルビアとコソボの間で事件も起こっており、現在も緊張状態が続いている。同グループになると衝突が起きる可能性もあり”セキュリティの理由”から、対戦を避けたようだ。
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