天津権健の指揮官に就任する見通しのファビオ・カンナバーロ氏【写真:Getty Images】
今年2月までサウジアラビア1部のアル・ナスルを率いていたファビオ・カンナバーロ氏が、中国2部の天津権健の指揮官に就任する見通しとなった。9日にブラジルメディア『グローボ・イースポーツ』が報じている。
同メディアによると、天津権健は解任されたヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督に代わりカンナバーロ氏の招聘に動いているとのこと。カンナバーロ氏は木曜日にクラブを訪問していたようだ。
カンナバーロ氏はかつて、現役時代にインテルやユベントス、レアル・マドリーなどでプレーし、イタリア代表としても活躍していた。引退後は監督に転身し、これまでに広州恒大やアル・ナスルを率いた経験を持っている。
天津権健にはルイス・ファビアーノやジャジソン、ジェウバニオなどが在籍。強力なブラジル人選手を揃え、1部昇格を目指していた。監督としての経験は浅いものの、カンナバーロ氏にかかる期待は大きいものになるだろう。
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