本田圭佑【写真:Getty Images】
来季末で満了となるミランとの契約を延長するのか、その去就に注目が集まっている日本代表MF本田圭佑。これまでも再三プレミアリーグからの関心は伝えられてきたが、ここにきて新たな移籍先候補が浮上した。
イングランド中西部に位置するスタッフォードシャーの地元紙『ザ・センチネル』は9日、ストーク・オン・トレントに本拠地を置くストーク・シティが本田の獲得に興味を示していると報じた。
同紙は先日の日本代表戦後に本田が口にした「僕としても首にさせられる結果だと認識している。自分の中では結果を残せなかったと2年半を振り返ることはできている。(ミランを)出ていく可能性はこの結果なんで常々ある」という言葉を伊『スカイ』の報道として引用し、移籍の可能性に言及した。
そして、本田の獲得においてトッテナムやウェストハムがストークのライバルになりうるとしている。
ストークの攻撃的なポジションではインテルで長友佑都とともにプレーした経験を持つスイス代表MFシェルダン・シャキリや、圧倒的な個人技で違いを生むオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ、元バルセロナの天才FWボージャン・クルキッチらが活躍している。
しかし選手層は厚くなく、今季はパフォーマンスに継続性を欠く上記の選手たちの出来が成績に直結してしまう課題を最後まで解決できなかった。来季は欧州各国から実力者たちを集めながら9位に終わった今季の反省を生かし、上位躍進を狙っているようだ。
果たして本田はミランを離れ、イングランド挑戦を決断するだろうか。ストーク移籍が実現すればレスターの岡崎慎司やサウサンプトンの吉田麻也と同時に3人の日本人がプレミアリーグでプレーすることとなり、これまで以上の盛り上がりを見せるに違いない。
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