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ボスニア代表監督、日本戦勝利に大満足「強いところを制圧できた」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

ヴァシダレビッチ
ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のメフメド・ヴァシダレビッチ監督【写真:Getty Images】

【日本 1-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ キリンカップ決勝】

 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表は7日、キリンカップ決勝で日本代表と対戦し2-1で勝利を収めた。

 同代表を率いるメフメド・ヴァシダレビッチ監督は試合後、「素晴らしい試合でした。日本もボスニア・ヘルツェゴヴィナもそれぞれ得点チャンスがあった。我々は全力で試合に臨み、守った。良かったのは意気込みがあったこと」と勝因を分析した。

 序盤から前線の長身FWミラン・ジュリッチを中心に攻撃を仕掛けたボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、守備が比較的緩かった日本の左サイドを執拗に狙ってきた。ヴァシダレビッチ監督は「日本の試合は研究した。長所をブロックしようとした。常に止められたわけではないが、強いところを制圧できた」とチームの出来に満足している。

 今回は本来の主力メンバーを欠き、次世代を担う若い選手や代表での経験が浅い選手を多く起用していただけに、急造の組織でデンマークや日本相手に健闘できたことはボスニア・ヘルツェゴビナ代表にとって重要な意味を持つ。

 EUROが終われば、今度はロシアW杯に向けたヨーロッパ地区予選が始まる。ボスニア・ヘルツェゴビナはキリンカップ制覇で長く難しい戦いを前に大きく弾みをつけた。

【了】

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