清武弘嗣【写真:ダン・オロウィッツ】
【日本 1-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ キリンカップ決勝】
日本代表は7日、キリンカップ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦し1-2で敗れた。
前半いい形で先制しながら、直後に失点するとそのまま流れを取り戻せず攻守にちぐはぐさを残したまま逆転を許してしまった。
日本にとって唯一のゴールを奪った清武弘嗣は試合後、「左サイドでうまく崩せたので、前半にもう1点とれるチャンスもありました」と決定機を仕留めきれなかった詰めの甘さを悔やんだ。
本田圭佑や香川真司が欠場したこの試合でトップ下に入って好プレーを披露した清武だったが、勝利につながらず「こういう時に結果を出さないと意味がないと思いますし、ただただ残念な気持ちでいっぱい」と暗い表情で言葉を絞り出した。
3ヶ月後にはロシアW杯に向けたアジア最終予選が開幕する。次々に重要な試合が続いていくため、ひとつのミスが尾を引いてしまう可能性もある。それだけに清武は「このままじゃダメだと思う」と危機感を口にする。そして「またレベルアップできるようにしっかりやっていきたい」と短期間での成長を誓った。
【了】