北アイルランド
北アイルランド代表のジョシュ・マゲニス【写真:Getty Images】
【監督】
マイケル・オニール
【登録選手】
GK:キャロル、マクゴヴァン、マンナス
DF:ヒューズ、ホジソン、マカロー、ベアード、カスカート、マコーリー、ジョニー・エヴァンス、マクラフリン、マクネア
MF:マッギン、ファーガソン、ダラス、コリー・エヴァンス、デイビス、ノーウッド、ウォード
FW:ラファーティ、グリッグ、ワシントン、マゲニス
プレミアリーグのファンであればお馴染みの名前が揃う北アイルランドだが、注目すべきポイントはスコットランドのキルマーノックに所属するジョシュ・マゲニスだ。
予選ギリシャ戦で、同国史上初めてEURO初出場を決める決勝ゴールを叩き込んだマゲニスだが、彼のキャリアは壮絶なものだった。
2007年、マゲニスがカーディフの下部組織でプレーを始めた時のポジションはGKだった。しかし、GKとしての才能がないと判断したマゲニスは、一時はラグビーへの転身も検討したが、ストライカーとして生きる道を決意。サッカー選手として第二のキャリアを歩むことを決断した。
ギリシャ戦で挙げた代表初ゴールが、母国を初の大舞台に導いた。今季はキルマーノックで10得点を決め、チームの残留に貢献。国際的にはまだまだ無名だが、EUROの舞台でそのサクセスストーリーの続きが見られるだろうか。
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