今シーズン無冠に終わり批判が集中するアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督だが、かつての教え子が擁護している。4日、英紙『デイリー・エクスプレス』が伝えた。

　ソル・キャンベル氏は批判が集まるヴェンゲル監督に「彼はチームに革命を起こした」と話した。同選手は2001年から2006年までの5年間をヴェンゲル監督とともにアーセナルで戦い、プレミアリーグ無敗優勝やFAカップ優勝、チャンピオンズリーグ（CL）の準優勝に貢献した。

　しかし、キャンベル氏は現代サッカーのタイトル獲得の難しさを訴えている。

「誰もがプレミアリーグとCLを獲得したいと考えている。しかし、それは時間がかかる。マンチェスター・ユナイテッドも、チーム強化にここ2年間で25000万ポンド（約384億円）を費やしているが結果に恵まれてない。簡単ではないんだ」

　来シーズンで現在の契約を満了するヴェンゲル監督に対し、キャンベル氏は「それはチームとアーセンが知っているだろう。彼はクラブに多くを与えた。革命をもたらしたよ。適切な判断を下せば良い」と話すに留まっている。

　キャンベル氏が在籍していた頃のアーセナルはヴェンゲル監督ともに多くのタイトルを獲得した。果たして、再びアーセナルがかつての強さを取り戻すことはできるのだろうか。

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