マルク・バルトラのドルトムント移籍が決定【写真:Getty Images】
バルセロナは3日、下部組織出身のDFマルク・バルトラが今季限りで退団することを発表した。
12歳でバルサに入団したバルトラは14年間過ごしたクラブを去り、ドルトムントへ移籍し2020年夏までの4年契約を結ぶことも併せて発表されている。
主将マッツ・フンメルスがバイエルン・ミュンヘンへ移籍したドルトムントは、バルサに契約解除に必要な違約金800万ユーロ(約9億7000万円)を満額支払いバルトラを引き抜く。
スペイン代表としてEUROに出場するまで成長を遂げたバルトラは、2010年にトップチームデビューを果たすと、リーグ5回、チャンピオンズリーグ2回の優勝に貢献した。しかし今季はリーグ戦でわずか13試合にしか出場できず、ジェラール・ピケやハビエル・マスチェラーノの地位を脅かす存在にはなれなかった。
バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はツイッターで「マルク、人生の半分をバルサに捧げてくれてありがとう。新たなプロジェクトの下での幸運を祈っている」とクラブを去るバルトラに惜別のメッセージを送った。
すでにダニエウ・アウベスの退団が決まっているバルサから、また1人DFがいなくなってしまう。マスチェラーノにも移籍の噂があり、安泰とは言えない。果たして来季のカンプ・ノウには誰が残っているだろうか…。
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