遠藤航【写真:Getty Images】
日本代表は4日、愛知県内で練習を行った。
少しずつA代表でのキャリアを重ねている遠藤航。ブルガリア戦は勝敗が決まった後半途中からの出場だったが、「もう少し冷静になってブロックを敷くところと、行くところのメリハリを自分の中でつけれたら良かった」と反省点を口にした。
それでも「練習の中では自分の良さも出せているし、味方の動き出しに関して『こう出したほうがいいのかな』というのはある程度イメージができてきている」と話す。
「なかなか今はピッチでそれを表現できていないっていう感じはある」と言うように、試合の中で自らの能力をフルに発揮できるようにならなければいけない。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督との個人面談はまだ実施されていないという。だが、指揮官から要求されていることは、ある程度わかっている。
「球際の強さなど自分の良さを出すこと。ピッチに入る時もそういう話をされたので。基本的にはそういうところを求められているのかなと思う」
これまでも代表に招集されてきたが、リオ五輪後は本格的に定着していくはず。遠藤の持ち味はハリルホジッチ監督もわかっているはずで、中盤で戦えるタイプも重宝されるだろう。
ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で出場機会があれば、チームの勝利に貢献し、自身のプレーもアピールしたいところだ。
(取材:元川悦子)
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