ブルガリア代表のイバイロ・ペテフ監督(写真は2015年)【写真:Getty Images】
【日本 7-2 ブルガリア キリンカップ】
日本代表は3日、キリンカップでブルガリア代表と対戦し、7-2で圧勝して決勝へと進出した。
ブルガリア代表は親善試合でポルトガル代表にアウェイで勝利を収めたチームでもあるが、この日は前半だけで4失点を喫してしまっている。後半には2点を返すも、終盤に得たPKも失敗するなど大敗となった。
試合後、イバイロ・ペテフ監督は「日本のみなさん、勝利おめでとうございます」と祝福の言葉を述べた一方で、強い悔さを露わにした。
「代表監督となって今日の試合は最悪の試合だった。個人的な選手でもエラーがあったし、チームとしてのエラーもあった。だが、全体的にみれば同点にできるチャンスもあった。こういう負けは厳しいものですが、なんとかプラス面をみつけたい。だが、ディフェンスの大きなミスで大量失点してしまった。もう一度日本にはおめでとうございますと言いたい」
これまで母国ブルガリア代表を率いて10試合を戦ってきたペテフ監督は、4勝2分4敗という成績を収めており、最も点差がついた敗戦は2015年8月にトルコに0-4で敗れた試合だった。
しかし、発言通り就任して11試合目となった日本戦はペテフ監督にとって最悪の結果となってしまった。
ブルガリア代表は3位決定戦でデンマーク代表と、日本代表は決勝でボスニア・ヘルツェゴビナとそれぞれ7日に対戦する。
【了】