キックオフを担当した岡崎慎司【写真:Getty Images】
日本代表は3日、キリンカップサッカー準決勝でブルガリア代表と対戦した。
今月から大幅に改訂された競技規則が世界的に運用され始め、キリンカップは日本国内では初めて新ルールの下で行われた大会となっている。
そして日本代表は本格的に導入されたばかりの新ルールをさっそく活用した。これまでの競技規則では「ボールは蹴られて前方に移動したときインプレーとなる」となっていたが、新たな競技規則では「キックオフの際、ボールはどの方向に蹴ってもよい」となっている。
前半キックオフの権利を得た日本は、岡崎慎司と清武弘嗣の2人がセンターサークル内に入ったものの、ボールを触ったのは岡崎のみ。新ルールに則ってボールを後方にパスして試合を始めた。
世界的に導入が進む新競技規則はEURO2016やコパ・アメリカ、リオデジャネイロ五輪でも適用される。また、日本のJリーグでは7月から運用が始まる予定となっている。
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